2017年 02月 21日
ねいろ |
2月18日、藤井眞吾コンサートシリーズvol.119《音色(ねいろ)》を終えました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!
藤井の奏でるギターの音色をお楽しみいただきました。
大きな拍手をいただき、和やかな雰囲気で終えることができました。
来月は3月18日土曜日開催《月の光 Clair de Lune 》です。
三連休の初日ですので、京都に旅行に来られる方も、ぜひチェックお願いします!
program note
「ギターは音色の美しい楽器」だとよく言われますが、私はピアノも、フルートも、バイオリンも、そしてチェロも美しいと思います。オーボエやリュートの音も大好きです。でも、ピアノだからと言って誰の演奏でも好きなわけではありません。フルートだってそうです。楽器を個別に良い音の楽器だとか、そうでないとか言うのは馬鹿げた話だといつも思うのです。ではなぜ、ギターがそのように言われるのでしょうか? 実を言うと私は、特別ギターが音の美しい楽器だとは思っていないのです。少なくとも「美しい音を出すのがとても難しい楽器だ」とは思っているのですが、そしてもうひとつ、ギターほど演奏者によって音色(ねいろ)の違う楽器はないのではないかと思うことです。例えば誰かの演奏を思い浮かべたとき、そこには切り離せない要素として、その演奏家の「音色」をはっきりと思い浮かべているのではないでしょうか? 今日は「音色(ねいろ)」というテーマで色々な曲をお聞き頂くのですが、結局は私の弾く音色をお聞き頂くのだと言う事に、大きな責任も感じています。お楽しみ頂けますように!(藤井眞吾:記/2017年2月18日)
by manzanaM
| 2017-02-21 16:16
| 音楽企画
|
Comments(0)