2009年 04月 14日
武満徹とブローウェル |
毎月開催のこのシリーズ、2月は予想に反して暖かく、3月は逆に寒かったのですが、今度はすごく良い季節、お天気にも恵まれそうです。
今回は20世紀のギター音楽を代表する二人の作曲家、「武満徹」と「L.ブローウェル」の音楽をお聞き頂きます。
1974年に武満徹さんが荘村清志さんの委嘱で作曲した「フォリオス」、1971年にブローウェルは「永遠の螺旋」を作曲しています。これらの曲がギター音楽にどれほど大きなインパクトを与えたか、こういう時代を「作り出す」人のエネルギーがどれほど大きなものか、そんなことを考えるとゾクゾクしますね。
作曲されて間もない頃は「そんな難しい音楽はちょっと。。。」とおっしゃる方もありましたが、きっと分かってもらえると確信して、藤井はずっと演奏してきたそうです。そうするうちに、「難しい曲」という反応は次第に「良かった!」にかわって行きました。
現在では広く一般の聴衆が「楽しく聞く」対象となり、本当によい時代になったと思います。
演奏予定曲は
フォリオス、《全ては薄明かりの中で》より、《森のなかで》より(以上 武満徹)
《簡素な練習曲集》より、永遠の螺旋(以上 L.ブローウェル)/他 ・・・
そうそう、「舞踏礼讃は演奏しますか?」とお問い合わせいただきましたが、演奏します!
今度の土曜日は、ぜひ20世紀のギター音楽をゆっくり、じっくりお楽しみください。
休息時間にはお茶やワインもご用意しています。
ご予約は、マンサーナ(Tel.075-972-2834)へ!
by manzanaM
| 2009-04-14 17:16
| 音楽企画
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