2009年 05月 31日
19世紀のギター音楽は |

心配したお天気も大丈夫、と思いきや、開場時間近くなるにつれて「ゴロゴロ」と雷の音。。。そして突然激しく雨が降り始め、まるで夕立ちのようです。
アートステージ567は地下鉄の6番出口から徒歩でほんの1〜2分のところにあるのですが、それでも大変なほどの大雨でした。
ご来場いただいたみなさま、雨の中本当にありがとうございました。
演奏が始まると雨も落ち着き、ほっとしました。
今回は1830年頃作られたオリジナル楽器による「19世紀のギター音楽〜練習曲とソナタ」でした。
プログラムはここをクリックしてご覧ください。
ジュリアーニの「嬉遊曲 Op.78」は、今回初めて演奏したそうです。
5曲からなりますが、どの曲もとても軽やかで爽やかで素敵です。このギターで聞くと、軽やかさが一層際立ち、当時ジュリアーニが人気作曲家だったことを実感しました。
セゴビアが編集したソルの練習曲を1番から10番までまとめて演奏したのも、初めて。19世紀ギターですから、原典版での演奏です。
作曲された当時の楽器で、当時の奏法で演奏すると、より生き生きとした音楽になることを実感し、ソルやジュリアーニ、ディアベリの人気が納得できる演奏会となりました。
黄金世紀と呼ばれたこの時代のレパートリーは、まだまだたくさんあるそうです。
19世紀ギターの調子も良くなっていますし、今後も続きます!
by manzanaM
| 2009-05-31 16:40
| 音楽企画
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