2012年 02月 25日
プログラムノート〜ラプソディージャパン |
今日は藤井眞吾コンサートシリーズ、東京から益田正洋さんをゲストにお迎えし、二重奏をたっぷりお楽しみいただきますが、早々にチケットが完売しました。当日券もなく、申し訳ありません。
プログラムノートをアップいたします。
益田さんとの二重奏は今後も開催をしたいと思っています。
コンサートのご案内メールご希望の方は、info@manzana.ne.jpまでメールをお願いします。
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《ラプソディージャパン》
ギターの二重奏というのは非常に面白い、そして可能
性の豊かな分野です。かつては夫婦や兄弟でやる事が多
かったのですが、それはギター二重奏というものがそれほ
ど親密なコミュニケーションを必要とするという証である
のかもしれません。しかし一方では、そういった旧態依然
としたやりかたでのギター二重奏ではなく、ごく当たり前
に演奏能力が備わったもの同士でその機会を作っていく
という事も最近では増えてきました。私はそういったやり
方の方が、変化に富んだレパートリーを作っていけるだろう
と思っています。
今日、二重奏の相手をしてくれる益田正洋さんは、二十
数年前、彼のふるさと、長崎で私が演奏会をした時にレッ
スンをしたことのある人です。当時はまだ小学生でした
が、その後数々のコンクールでの優勝歴を重ね、アメリカ
の名門ジュリアード音楽院で、S.イスビン氏の薫陶を受
け、現在はフォンテックレーベルからアルバムを次々とリ
リースする活躍を見せているギタリストです。
最近になって一緒に演奏をする機会が何度かありまし
たが、ギター二重奏ばかりでなく、私の作曲した協奏曲を
演奏する、ソリストと指揮者と言う関係でステージに立つ
ことがあるのは、嬉しい限りです。
本日お聞き頂く曲目は、ギターのクラシック時代を代表
する、F.ソル晩年の名作「嬉遊曲 Op.62」、バルトークが
自国の民謡を蒐集して子供達のために編んだ曲集の編
曲、そして私の作曲作品二曲です。変化に富んだ選曲だと
思うのですが、お楽しみ頂ければ幸いです。
(藤井眞吾/2012年2月24日)
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プログラムノートをアップいたします。
益田さんとの二重奏は今後も開催をしたいと思っています。
コンサートのご案内メールご希望の方は、info@manzana.ne.jpまでメールをお願いします。
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《ラプソディージャパン》
ギターの二重奏というのは非常に面白い、そして可能
性の豊かな分野です。かつては夫婦や兄弟でやる事が多
かったのですが、それはギター二重奏というものがそれほ
ど親密なコミュニケーションを必要とするという証である
のかもしれません。しかし一方では、そういった旧態依然
としたやりかたでのギター二重奏ではなく、ごく当たり前
に演奏能力が備わったもの同士でその機会を作っていく
という事も最近では増えてきました。私はそういったやり
方の方が、変化に富んだレパートリーを作っていけるだろう
と思っています。
今日、二重奏の相手をしてくれる益田正洋さんは、二十
数年前、彼のふるさと、長崎で私が演奏会をした時にレッ
スンをしたことのある人です。当時はまだ小学生でした
が、その後数々のコンクールでの優勝歴を重ね、アメリカ
の名門ジュリアード音楽院で、S.イスビン氏の薫陶を受
け、現在はフォンテックレーベルからアルバムを次々とリ
リースする活躍を見せているギタリストです。
最近になって一緒に演奏をする機会が何度かありまし
たが、ギター二重奏ばかりでなく、私の作曲した協奏曲を
演奏する、ソリストと指揮者と言う関係でステージに立つ
ことがあるのは、嬉しい限りです。
本日お聞き頂く曲目は、ギターのクラシック時代を代表
する、F.ソル晩年の名作「嬉遊曲 Op.62」、バルトークが
自国の民謡を蒐集して子供達のために編んだ曲集の編
曲、そして私の作曲作品二曲です。変化に富んだ選曲だと
思うのですが、お楽しみ頂ければ幸いです。
(藤井眞吾/2012年2月24日)
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by manzanaM
| 2012-02-25 11:37
| 音楽企画
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