2015年 02月 21日
プログラムノート〜藤井眞吾コンサートシリーズ |

今日です!
いつものように、一足先にプログラムをアップしておきます。
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「立春とは名ばかりで、春まだ浅く寒さ厳しい折・・・」などという時候の挨拶の常套句があるように、本当に寒いですね。特に今年の冬は寒い様な気がします。私は北海道生まれですが、京都の冬は本当に寒く、身体にも心にも堪えます。建物も違いますし、習慣も違うので仕方がありませんが・・・。冬の過ごし方が、違うのです。
先日インターネットで面白い投稿を発見しました。ドイツ人と結婚した日本人女性の話なのですが、冬になると旦那さん(ドイツ人)は室内の暖房をガンガンきかせて、自分はTシャツ一枚でビールを飲んでいると。暖房費が無駄だから服を着込むようにと東京生まれの奥さんが言うと、必ず喧嘩になると。実は私はこのドイツ人の気持ちがよく分かる・・・、いや日本人の奥さんの気持ちがよく分かると言ったらいいのか・・・。
私の生まれた北海道でも、冬はストーブをどんどん焚いて、一家団欒アイスクリームを食べると言うのが普通でしたから・・・。習慣、文化、あるいは自然との接し方が違うのだろうと私は思うのです。
少し違う話ですが、関西の方は冬の室内では結構厚着をしますね? 時には室内でありながら戸外で着用すべき衣類(外套)を着込んでいることもありますね? おそらく北国では、例えば冬に人の家を訪ねて、外套を脱がないと言うのは「あなたの家は寒いですね、暖房を入れるほど貧しいのですかね?」という言うような嫌みともとれる、失礼なことになるのです。私は、先日レッスンに来た生徒に「上着を脱ぎなさい」と、ついつい言ってしまいました。 京都に住んでも、私は石油ストーブ愛用者です。「炎」を見ないと落ち着かないと言うこともありますし、石油ストーブはエアコンよりも、室内の空気の湿度を保つことができ、ギターにも良いのです。まあ、とにかく、春が来て欲しい今日この頃です。(藤井眞吾:記/2014年2月21日)
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program
1. ホ短調の舞曲(J.モレル)
J. Morel (1931 - ): Danza en Mi
2. 前奏曲とマズルカ(F.タレガ)
F. Tarrega (1852 - 1909); Preludio y Mazurka
- 前奏曲 二長調 & マズルカ ト長調
- 前奏曲 ト長調 & マズルカ ハ長調
3. 四つの練習曲(M.カルカッシ)
M. Carcassi (1792 - 1853): four Studies from Op.60
- 練習曲 第3番 イ長調
- 練習曲 第10番 二長調
- 練習曲 第13番 イ長調
- 練習曲 第16番 へ長調
4. マルボローの主題による変奏曲(F.ソル)
F. Sor (1778 - 1839): Variations sur “Marlboro”
5. 舞踏礼賛(L.ブローウェル)
L. Brouwer (1939 - ) ; Elogio de la Danza
6. 前奏曲と練習曲(H.V=ロボス)
H. V-Lobos (1887 - 1959); Preludes et Etude
- 前奏曲 第3番
- 練習曲 第6番
- 前奏曲 第4番
7. 二つのワルツ(D.レイス)
D. Reis (1916 - 1977) ; Two Waltzes
- もしも彼女が訊ねたら Se Ela Perguntar
- ひとつのワルツとふたつの愛 Uma Valsa e Dois Amores
8. 二つの春の音楽
- 《春の小川》による練習曲(藤井眞吾)
Shingo Fujii (1954 - ); Study on « Spring Brook»
- 春への憧れ(W.A.モーツァルト/藤井眞吾 編)*
W.A.Mozart (1756 - 1791): Sehnsucht nach dem Frühling, K.596
(*)プレゼント編曲
by manzanaM
| 2015-02-21 10:45
| 音楽企画
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