2018年 05月 21日
《プレリュード Preludes 》プログラム |
(これはweb用のチラシです)
その昔、チューニングが難しく手間取ったリュート(Lute)奏者が、曲を弾く前に(Pre)音が正しく合っているかどうか確かめる為にポロポロと弾いてその調弦を試してみるのが「Pre Lud(t)e」なのだという説もあるそうです。だからでしょうか、音楽が自由にふわっと広がる作品が多いように感じます。
演奏予定の曲は...
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S.L.ヴァイス:前奏曲とパッサカリア
S.L.ヴァイス:ファンタジー
F.タレガ:六つの前奏曲と《ラグリマ》
M.M.ポンセ:「24の前奏曲集」より
H.V=ロボス:五つの前奏曲
I.アルベニス:前奏曲とマラゲーニャ ほか
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バッハと同じ時代に活躍したバロック・リュートの名手ヴァイス「パッサカリア」と「ファンタジー」は、ギターではおなじみの曲です。パッサカリアには他の組曲から「前奏曲」を借りてお聞き頂きます。
タレガの前奏曲は、大きな作品ではありませんがスペインギター音楽の真髄のひとつではないかと感じる美しさです。《ラグリマ(涙)》を含む計7曲をお聞きください。
ポンセはセゴビアからの依頼で「24の調で24の前奏曲」を書くと言うプロジェクトを実際に進めていたそうですが、生前にそれは出版される事は無く、セゴビアの校訂により「12曲」のみがショット社から出版されただけでした。今回はアルカーサル版を基に数曲をお聞き頂く予定です。
ヴィラ・ロボスの「五つの前奏曲」はギターの重要なレパートリーです。ギターがたっぷり響きます。
そして今月のプレゼント編曲は、アルベニスの「前奏曲」は、「スペイン España、Op.165」の第1曲目です。Op.71の「旅の想い出」の再6曲「マラゲーニャ~入江のざわめき」とあわせてお聞き下さい。
楽譜をご希望の方は、お席と一緒にお申し込みください。
みなさまのご来場をお待ちしています!
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藤井眞吾ギターコンサートシリーズvol.134《プレリュード Preludes》
2018年5月26日(土)午後7時開演
会場/アートステージ567
京都市中京区夷川通烏丸西入巴町 9-2 「コロナ堂」2F/ Tel. 075-256-3759
(*地下鉄「丸太町」駅6番出口より徒歩3分)
前売¥3000、当日¥3500 回数券4枚¥10000
主催/ マンサーナ Manzana Tel.075-972-2834
企画・演奏 /藤井眞吾(ギター)
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by manzanaM
| 2018-05-21 11:21
| 音楽企画
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