2019年 11月 12日
150回を迎える藤井眞吾コンサートシリーズ〜1 |

このコンサートシリーズは、企画・演奏=藤井眞吾ですので、マンサーナに正式なプログラムが届くのは、前日、いや当日の朝。
最初は、広報担当として演奏を聞きながら「え〜、こんな内容ならここもっと宣伝の仕方があったのに...」と感じることばかり。
そんな私を大きく変えたのが、第40回「M.ジュリアーニ作品集」というタイトル、19世紀オリジナルギターでの演奏です。
ジュリアーニはギターの黄金世紀と言われる19世紀を代表する作曲家ですが、一般にはいわゆる大曲が演奏されることが多く、「ジュリアーニだけで一晩の演奏会って、どうなんかなあ」という不安がムクムク。。。
ところが当日のプログラムは漠然と思っていたのとは全然違う選曲、それぞれが色彩豊かでとても楽しいものでした。
私は雰囲気だけで知ったような気になっていたことに大反省。
M.ジュリアーニ偉大です。ごめんなさい、という気持ちでいっぱいに。
それ以降は「タイトルはこれですが、何があるのかは当日のお楽しみ」と考えるようになり、そして私自身も、開けてびっくり、そういうことだったのか〜と演奏を聞きながらプログラムを楽しむようになりました。
その40回の曲目解説には「とうとうこのコンサートシリーズも40回目に突入しました。最初はまさかこんなに長く続けられるとは思ってもいませんでしたが、これもひとえに皆様のお陰と、心より感謝いたしております」と記されています。
あの時は、本当にそんな気持ちでした。まさか150回を迎えるなんて。
もう本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
みなさまのご来場お待ちしております。
ご予約はこちらから、または電話(075-972-2834)でお申し込みください。
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その時にきいた《薔薇Op.46》は、その後も時々演奏しています。
「りんごのおと」にも書きました。よかったら、ご覧ください。
by manzanaM
| 2019-11-12 14:19
| 音楽企画
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