2023年 05月 22日
道端のスミレ |
5月20日藤井眞吾ギターコンサートシリーズvol.177「麗しき五月に」を終えました。
いつも5時ごろに車で会場に着いて荷物を下ろしたら、会場前の夷川通りを100mくらい進み、駐車場に車を停めます。
そして歩いて会場までもどる間に、キョロキョロと植物チェック。
3月に「春への憧れ」と題してのコンサートの際にすみれが咲いていて、春を感じてとても嬉しかったのもこの道。
確かこの辺り、と思ってみると、花はなく、葉っぱが茂って種が弾けた後が。種がついていたらもらってウチに植えたいな〜と、しゃがみ込んで探していました。
あれ?これって普通のスミレの葉っぱと違うし、なんか葉っぱが蔓みたいに伸びて広がってないか?
と思った時に、「可愛いですやろ〜」という声。
向かいのおばあさんでした。可愛い花が咲くのでと、時々水をやっておられるのだそうです。
「これ珍しいスミレですね」というと、「分からへんけど、そうなんやったらいっぱい生えてるし、抜いて持って帰ったら?」と。
抜いた植物を持って帰る用意はなかったので、また次の機会にと辞退しました。
コンクリートの隙間から育っているスミレを、可愛いと大事に思って水やりしている方に声をかけていただき、すごく嬉しかったです。
これが3月に撮った写真です。この時は花がさいていたので、葉っぱの違いにはまったく気がつかず。
これは同じ時期にうちの近所に咲いていたスミレ。
葉っぱの形が全然違いますよね。そして花の色も。
それで検索してみると、この夷川通りのスミレは「タチツボスミレ」のようです。
初めて聞く名前。
新しい発見と嬉しい出会いに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
植物、最高です。
by manzanaM
| 2023-05-22 12:01
| ボタニカルライフ
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