2006年 12月 02日
プラネタリウム |

梨屋アリエさんの著作「プラネタリウム」は、ヤングアダルトと呼ばれる、思春期のまっただ中にいる読者向けに書かれた短編集です。このジャンルは、対象がデリケートな時期の読者だけに、様々な難しさがあるように感じます。アリエさんは、持ち前の鋭い感性で、人気上昇中。今年は2005年に出版された長篇の「空色の地図」が夏休み読書感想文の課題図書にも選ばれました。全国の書店に平積みされていたので、ご覧になった方も多いことと思います。
彼女は好奇心旺盛で、音楽もその対象。クラシックから民族音楽まで触手をのばしているようです。
数年前、マンサーナ主催で行った「藤井眞吾ギターリサイタル/東京公演」を聞きに来て下さったアリエさん、ブローウェルの『黒いデカメロン』が気にとまり、彼女のサイト、『短編集 「プラネタリウム」ができるまで』(プラネ読者様のためのページ)に、藤井眞吾演奏のCD『黒いデカメロン』取り寄せて聞いたという逸話が紹介されています。主催のコンサートが、こんなふうに聞いていただけるきっかけになったと思うと、とっても嬉しいです。
これからも、マンサーナは、ギターをたくさん聞いてこられた方にも初めて聞く方にも、同じように楽しんでいただける、そんな演奏会を作っていきたいと思います。
明日は「藤井眞吾FANAライブ2006」です。
by manzanaM
| 2006-12-02 21:19
| 発見!
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