2006年 12月 18日
コンサートのチラシをデザインする |

先日、ある方に「あのチラシのデザインはどんな引き出しからアイデアを出したのですか?」と質問を受けました。11月に行った企画のこのチラシを気に入って下さったそうです。
演奏会のチラシをデザインする場合、いろんな考え方があると思いますが、私が一番大切にしているのは、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」するか、ということです。すごく当たり前なことですが、デザインに凝って分かりにくいチラシも多いように感じるからです。センスというのは皆様々ですが、一目で内容を理解することは、それほど大きな個人差はないし、それがチラシの使命なので、やはり最優先、ですね。
このチラシの場合、「素晴らしいギタリスト、ブラーボが」「町家で演奏会と公開レッスン」というコントラストと協調がポイントでした。そこが分かりやすいように、彼の演奏に相応しいように。後は試行錯誤です。
素晴らしい演奏家であることを伝える、内容を伝える、というのは、難しいけど、うまくできた時の嬉しさは格別です。
そして、演奏が素晴らしいと、さらなる喜びが待っています。
by manzanaM
| 2006-12-18 21:10
| デザイン
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