2007年 06月 17日
工芸品 |
数年前、児童文学の分野で活躍されている作家高楼方子さんの講演会に行きました。そのお話の中で一番印象に残っているのは、「工芸品のように作品を仕上げる」という表現でした。
「書いた作品を手のひらにのせ、あちらからもこちらからも眺めるのです。そうして工芸品のように作品を仕上げていきます。」
今日ふと、演奏家の仕事も工芸品を作るように演奏を仕上げているのではないかと感じました。楽譜の中にある作曲家の意図を読み取り、音にして仕上げていく。最初はごつごつしていたものが、演奏会の前にはピカピカに磨かれて、姿を現していく。そして、演奏会当日には完成した作品が並ぶのです。
ギャラリーでの演奏会がしっくりくるのも納得ですね。
「書いた作品を手のひらにのせ、あちらからもこちらからも眺めるのです。そうして工芸品のように作品を仕上げていきます。」
今日ふと、演奏家の仕事も工芸品を作るように演奏を仕上げているのではないかと感じました。楽譜の中にある作曲家の意図を読み取り、音にして仕上げていく。最初はごつごつしていたものが、演奏会の前にはピカピカに磨かれて、姿を現していく。そして、演奏会当日には完成した作品が並ぶのです。
ギャラリーでの演奏会がしっくりくるのも納得ですね。
by manzanaM
| 2007-06-17 00:02
| ささやかな日々
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