2008年 05月 05日
地球おはなし村 |

お話は西アフリカをこよなく愛する文化人類学者、江口一久先生。2006年7月から11月の間、大阪府吹田市の国立民族学博物館で開催された特別展、「西アフリカおはなし村」を企画された、おはなし村の村長です。
江口先生はカメルーンの小さな村にお話を聞きに行くようになってもう40年が過ぎたそうです。家族のように生活し、みんなが子ども達に語って聞かせるお話をたくさん聞いてきて、日本に帰ってみんなに語ってくれるのです。低くて穏やかな声がとても素敵で、江口先生のとりこになったみなさんが「地球おはなし村」として活動を続けています。
そして江口先生のお話にさり気なく効果音や音楽を入れるのは河辺知美さん。かわいい木琴や鈴、太鼓などで、お話がさらに立体的になるような気がします。
音楽はジョゼフ・ンコシさん。南アフリカ出身の彼は、アフリカの様々な楽器を作り、演奏し、歌い、そして絵まで描くアーティストです。その演奏は凄まじいリズム感!河辺さんとふたりでさらにパワーアップです。
アフリカはまだ困難が多い地域ですが、暗くて長い夜子供達を退屈させないようにとおはなしを聞かせている生活は、実は子供達にとってとても豊かなのではないかと提言されます。
いろんな場所でおはなしと音楽の会を持たれていますので、機会があったらぜひきいてみてくださいね。
by manzanaM
| 2008-05-05 21:34
| ささやかな日々
|
Comments(0)